ビタミン食で慢性的な栄養失調を改善せよ

ビタミンの重要性

 

ビタミンと病気の関係性は年々認知されてきています。ビタミンを積極的に意識して摂取することにより、成人病やがんを始めとする病気を予防することが可能です。ビタミンに関しての正しい知識と、効率の良い摂取の仕方を探しましょう。

食事だけではビタミン量は摂取できません。例えば、800IUのビタミンEは、高齢者の免疫機能を改善させる効果がもてます。また、2000mgのビタミンCは、アレルギー性関節炎、喘息を改善させますし、ビタミンB1は三叉神経障害を回復させます。

あくまで個人的な偏見となりますが、多くの人は、医学の権威からビタミンによる真実を知らされていないのではないでしょうか。また、多くの医者は栄養の改善によって病気が回復することには触れず、メディアもそのことを知らないので報道がされないのが現状なのではないかと感じております。

ほとんどの先進国の住民は、ビタミン不足、ミネラル不足となっています。原因は精製食品の過剰摂取によるものが多いでしょう。ビタミンやミネラルのサプリメントは、病気の予防のためにとても重要である事を認識しましょう。ビタミン・ミネラル不足は、心臓病、糖尿病、がん、関節炎、骨粗鬆症、認知症を引き起こします。

ヨーロッパの研究では、抗酸化ビタミンCやビタミンEなどを長期に服用している人は、癌のリスクを48%軽減でき、死亡率を42%軽減できるとしています。また、多くの人がビタミンサプリメントの投与により、頭痛、関節痛、筋肉痛、慢性疲労症候群、ADHDを改善できたとしています。しかし、ヨーロッパのメディアもこの事実を報道しようとしません。それは何故でしょうか?もし、全てのヨーロッパの高齢者が栄養サプリメントを服用すれば、5年間で2400万ユーロの医療費を削減できるのです。

ニュージーランドでは、政府推奨量のビタミンを摂取できている人は人口の2%しか満たないといいます。しかも、政府推奨量を摂取していても、ビタミンA、美味単D、葉酸、鉄、セレニウム、亜鉛の量は不十分であるということです。オランダの報告では、入院患者の40%は栄養失調状態からきているものだといいます。ビタミンやミネラルの必要量は、加齢と共に増大し、薬物治療と共に増大していきます。多くの慢性疾患は、栄養障害に伴う代謝障害により生じ、サプリメントを用いた栄養の改善は、慢性疾患を改善させることができるのです。

歯科疾患すらも、糖質過多でビタミン不足、ミネラル不足の栄養障害で発症します。ビタミンC、ビタミンDの摂取は安全で歯科疾患からの回復を促します。また、ビタミンには炎症症状を改善させる効果もあるのです。

 

 


ビタミンB3でHDL・LDL比の改善を

 

ビタミンB3=ナイアシンを摂取する事によって、LDLコレステロールが下がり、HDLコレステロールが上がる。

これは、私にとっては目からウロコな情報でした。というのも、今年度の健康診断の血液検査の結果、HDLとLDL比が4を超えていたからです。

明らかに「異常」と言われて、要医療のマークがついていたのは10年ぶり。そう、実は20歳前半の頃にも同じような結果が出た事が一度だけありました。当時もLH比が4を超えていて要医療のマークが付いておりましたが、「若さ」ということもあり特に気にせずに生活しており、翌年以降もLH比が引っかかる事はなく過ごしておりました。

もしかすると、私の血液はすでにこの頃から危険な音を立てて崩れ始めていたのかもしれません。幸い、まだ動脈硬化などの身体へと現れる最悪な事態である完全崩壊とはなっておりませんので、そうなる前に事前に予防を務めたいと思っております。

ナイアシンとは

ビタミンB3=ナイアシンには脂質の代謝を促進する働きがあり、1日に1,500mg以上のナイアシン摂取で中性脂肪やコレステロール値が低下することが知られています。LDL(悪玉コレステロール)の増加を防ぎ、HDL(善玉コレステロール)を増やしてくれる糖尿病に欠かせないビタミン、それがナイアシンです。

また、ナイアシンは神経伝達物質の一種で天然の精神安定剤といわれるセロトニン効果に加え、生体リズムを形成するホルモン「メラトニン」を生合成することによって、精神の安定、また、心地よい睡眠ができるようになるともされています。

ナイアシンでLH比が改善するという事をテーマにした東京都の医師:水野様のブログ記事が下記にありますのでご参照ください。

https://ameblo.jp/naikaimizuno/entry-12338695928.html

 

ナイアシンの過剰摂取による副作用は、顔の紅潮や掻痒感(ナイアシンフラッシュ)、また胃腸障害や肝機能障害、消化性潰瘍の悪化などがあるとされております。ですが、ナイアシンフラッシュは正常な反応でもあり、肝機能などの障害もメチル基不足によるもので、レシチンを併用する事で防げるらしいです。

 

17)Abram Hoffer、ナイアシンのポジティブな副作用とネガティブな副作用について~その2Helen Saul Case:Orthomolecular Nutrition for Everyone: Megavitamins…

藤川 徳美さんの投稿 2017年10月22日日曜日

まずはナイアシンを飲める体になるナイアシン初回服用時には激しいフラッシュが出ます。フラッシュは、細胞内に溜まったヒスタミンを急激に放出させるために起こります。通常は1時間程度で治まりますが、数日間持続する人もあるようです。このフラ…

藤川 徳美さんの投稿 2017年4月1日土曜日

 

 


がんや生活習慣病のためのビタミン食

 

多方面の病気にわたってその有用性が認められつつあるビタミンですが、それぞれの特性から有効に取り入れることによって、様々な神経系の病気、糖尿病などの生活習慣病、さらには癌に対しても効果が認められてきているのではないでしょうか。

がんという病気に関して、その原因と思われる世間一般の認識も変わりつつあります。

従来、がんという病気は「発がん性物質が遺伝子に突然変異を起こさせてがん細胞ができる」と考えられてきましたが、近年、がん細胞は「細菌」や「ウイルス」によるものが原因なのではないかと言われるようになってきております。例えば、肝臓がんはC型肝炎ウイルス、白血病は白血病ウイルス、胃がんに関してはヘリコバクターやピロリ菌による細菌感染が原因とされています。

私は医者でもなければ、栄養士でもなくビタミンに関しての専門でもなんでもないので、簡単な言葉でしか理解を文章にできませんが、栄養素のもつ働きとその有用性を調べる事は、例えば、将来私が癌になった時、または家族が癌になった時、どのような栄養素をとるべきで、どのような治療をおこなうべきか、また、どのようにがん治療後の生活を送るべきか、それぞれの選択肢の「視野」が個々の持つ知識レベルによって透明化されていくのではないかと考えております。

癌となる前に、ナイアシンの働きを勉強している人はいるでしょうか。癌となる前に、ビタミンB1(ベンフォチアミン)の有効性に興味を持つ事ができるでしょうか。

もちろん、このビタミン食だけでの習慣が癌を治療できるとは私も思っていません。ただ、私はビタミン摂取を意識した生活レベルの向上は、癌のみならず様々な病気の発症の「予防」としての観点では、少なからず有効であるのは間違いないと思っています。

 

疾患別の治療-4、ガン(その1)Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For…

藤川 徳美さんの投稿 2018年9月18日火曜日

21、ガン(その2)Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For…

藤川 徳美さんの投稿 2017年5月18日木曜日

 

 


慢性的な栄養失調を正す

 

参考に、私が健康維持のために習慣的に取り入れている栄養素は下記のものです。

・ ナイアシン  1000mg
・ ビタミンC 1000mg~1500mg
・ ベンフォチアミン 150mg(ビタミンB1誘導体で過剰摂取はあまり心配いらいない)
・ アーモンドとくるみ(ビタミンEやオメガ3/食物繊維やミネラル)
・ 白米などの糖質制限(ケトン値・完全に制限はしない)
・ 食物繊維とミネラルの摂取(きのこ類/納豆や豆腐などの大豆製品/ブロッコリーなど)
・ サバ缶(DHA・EPAなどのオメガ3)
・ ラム肉・レバー・かつお(不飽和脂肪酸/レシチン/たんぱく質/鉄分/カルニチン)

 

なるべく、食材で取り入れられそうな栄養素は食材で取り入れるようにしてますが、ナイアシンとビタミンC、ベンフォチアミンはサプリメントで摂取しています。ビタミンB1は、ある程度過剰摂取しても比較的蓄積しにくいため、耐容上限量が設定されていません。しかし、サプリメントなどによって1日10gのチアミン塩酸塩を2週間半摂取し続けると、頭痛、いらだち、不眠、速脈、脆弱化、接触皮膚炎、かゆみなどの症状が現れたという報告があるようです。通常、普段の食事からビタミンB1を摂取しているのであれば過剰症状の心配はありませんが、サプリメントなどを利用して摂取する際は注意が必要です。

 

食品安全委員会より、ナイアシンに関する食品健康影響評価資料が出ておりますのでリンクを載せておきます。

おそらく、ナイアシンを服用するにあたって誰もが気になるであろう肝機能への障害に関して、下記のような説明がありますのでの引用掲載します。上記リンクと下記からもお分かりになる通り、ほとんどの副作用は副作用が発症してからナイアシンの服用を中止すれば、症状が迅速に回復するものであるとしている。

ニコチン酸の高用量の投与における最も重篤な有害影響は肝臓毒性である。肝臓への影響は 1,000 mg/ヒト/日以上のニコチン酸を摂取したヒトに時々発現する。肝臓毒性は、肝細胞損傷により肝臓由来の血清トランスアミナーゼが増加することにより検出されるが、トランスアミナーゼの血清中濃度のわずかな増加は肝臓の重篤な損傷を示唆するものではなく、ニコチン酸の摂取を中断すれば正常に戻る。より重篤な反応では、黄疸及び倦怠感発生のほか、劇症肝不全の報告もある。(参照 15)3,000 mg/ヒト/日のニコチン酸を 5 年間に渡って投与された患者 1,119 人の約 3分の 1 に、血清 AST 及び ALP の上昇がみられたと報告されている。高コレステロール血症又は高トリグリセリド血症の患者におけるニコチン酸使用の結果、重篤な肝臓毒性を示した多くの症例報告がされている。徐放性ニコチン酸の投与 4 例(2,500 mg/ヒト/日の 5 か月間投与、1,500 mg/ヒト/日の 3 か月間投与、2,250 mg/ヒト/日の投与期間不明及び 2,000 mg/ヒト/日の投与期間不明)で肝臓毒性が発症した。全例で、ニコチン酸の投与を中止した結果、肝臓の毒性徴候は消失した。ある報告では、1 か月間の投与試験で、投与量が 1,000、3,000 及び 4,000 mg/ヒト/日と増加するに従い、最終投与後に食欲不振、疲労及び持続性の吐き気が生じたことから、徐放性のニコチン酸による用量依存性の影響が示唆された。この試験では、ニコチン酸を用いた治療の中止 3 週間後には、迅速な症状の回復がみられた。(参照 9)標準型(非徐放性)及び徐放性のニコチン酸の投与による肝臓毒性及び有害影響について、有害影響は被験薬が標準型(非徐放性)から徐放性のニコチン酸に変更後短時間のうちにしばしばみられる。徐放性ニコチン酸は全ての試験で常に観察されるものではないが、より重篤な肝臓毒性を発現させることを示唆する複数の試験報告がある。(参照 9)Ⅰ型糖尿病と初めて診断された 28 名の患者にニコチン酸アミドを 12 か月間投与(25 mg/kg ヒト/日)し、同様の人数の被験者に偽薬を投与した。有害影響はみられず肝機能及び腎機能を含む生化学的パラメータの追跡調査では正常であった。

 

管理人の場合は、上記のようなナイアシン摂取量過多による副作用を防ぐ意味でも、納豆や卵を毎日摂取し、レバーの摂取を意識するなどしてレシチンの取入れを特に意識した食生活をしております。

白米や小麦など、糖質制限は完全断糖はしておらず、以前より摂取量を「1/3」に制限しています。アーモンドやくるみに関してはカロリーや糖質もあるため、一日に食べる量をある程度(アーモンドなら20個、くるみなら10個程度)決めておりますが、他は適当です。どれも毎日摂取量を計っているわけではありません。病気の「予防」でビタミン食を始めるのであれば、適当な量で好きな時にやるくらいの調整じゃなきゃ続かないと思います。ただ、知らないのと知っているのでは意識が違うので積み重ねに影響してきます。

栄養素は全てがそろって意味がある、とよく言われております。

毎日の食事で足りていないだろう栄養素、そして日本人特有に足りない栄養素を補い、それぞれの身体への働きかけを手助けするビタミン摂取が、わたしたちには必要でないでしょうか。

 

※当記事は管理人エヌ自身の個人的な考えや意見を述べたコラムとなります。内容は適切でない場合がございますので、ご理解ください。